Hypomyces subiculosus Fig 1-2.
Hypomyces subiculosus (Berkeley & Curtis) von Hohnel Anamorph: Cladobotryum sp. 高鳥恭子(神奈川県海老名市),常盤俊之(東京都府中市) 供試材料:多孔菌(Stereum sp.)子実体上,岩手県岩手郡西根町平笠,2003.10.18,左藤清吉採集(標本,FO 03092;菌株,KS 03142). 寄主上の性質:寄主上の子実体形成菌糸層は橙〜深橙色,寄主管口部または全面をおおう;子嚢殻は楕円から長楕円形 264-277 × 238-277 mm,KOH水溶液により赤〜紫色に着色する;子嚢胞子は紡錘形, 1隔壁,14.0-17.5(-18.5) × 5.0-5.5 mm. 培養性質:麦芽寒天培地上25℃での生育は速く,綿毛状,表面に橙色の菌核を生じる;分生子形成細胞は分生子柄側面または先端に発生;分生子は無色, 0-1(-2)隔壁,長楕円形から円筒形,薄壁で平滑,(12.0-)16.0-19.0(-21.5) × (3.0-)5.0-6.5 mm. 分布:欧州,北米,中南米,中央アフリカ,オーストラリア,ニュージーランド,ニューギニア,スリランカ,インドネシア,日本
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